【しゃも寅爺の欠伸ノート】

星いつも態々ご来訪下さいまして有難うございます。
どうぞ宜しくご交誼をお願いいたします。

智に働けば角が立つ、情に棹させば流され
る、意地を通せば窮屈だ、とかく人の世は住
みにくい。 漱石【草 枕】より


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  • 今日の一句
    (2010 02/10 07:52)


    ☆老妻の繰言飽きし遅き春

    「コーヒーブレイク」
    「だれか、だれかいないか!」と主人が大声で呼ぶ「だれか」なんて使用人はこの世に存在しない。だから返事をしてはいけないと、200年前のイギリスの「奉公人心得」と云う本に書いてあるそうだ。更に「○○はいないか。○○は?」と名指しで呼んでも、他の使用人が返事をしてはならない。そこに○○がいても、三度か四度呼ばれるまで返事をしてはならない。口笛ひとつで飛んで行くのは犬だけである。

    寒い雨の晩郵便を出すよう指示されたら、外へ出てもパブで一杯ひっかけて、適当な時間に帰ればよい。手紙なんて明くる日出せばこと足りる。又夜遅く馬車を呼べと命じられたら、玄関で待機して待つすべし、遠くに探しに行ったら、その間、主人が別の用事を思い出した時役に立つことが出来ないではないか。

    奥様が絹のブラウスやスカーフを箱に仕舞うように指示されたら、その端っこを少し箱の外に出して、今度探す時の目印とすること。これらは「ガリバー旅行記」の著者ジョナサン・スイフトが書き残したダイジェストにあるそうだ。

    これを現代に当てはめて、サラリーマン管理職か゛ランチタイムに新参の部下に「誰か郵便局の前を通る人、この手紙を出して置いて呉れないか」。ところが、帰社するだんになって手紙が其の儘になっている。仰天して問いただすと「飯は××軒で食べた、××軒は郵便局から離れているから云々・・・」だが200m足らず、ちよっと行けば2分と掛からない。

    スイフトの「奉公人心得」は今も生きている、馬車をタクシーに替え、使用人に背広を着せると「サラリーマン心得」に、サラリーマンは怒るかな、ならば「公僕心得」として見てはどうだろうか。

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  • 現代版「壷 算」
    (2010 02/09 12:32)


    ★一人の客がレストランに入って来てテーブルにつくと、ボーイに「ワインを一杯、辛口のやつを頼むよ」ボーイがワインを持って来ると、直ぐ客は思い直したように「悪いけどねワインをチンザノ酒に変えてくれないかい?」ボーイは言われた通りチンザノを持ってくると、グッと飲み干して席を立って、悠々と店を出て行った。

    ボーイは急いで客の後を追い、店から五〜六メートルのところで、客に追いついて言った「もしもしお客さん、まだチンザノの御代を戴いておりませんが・・・」客は「だって、きみそれはワインの代わりに注文したんだぜ!」「ええ、でも、ワインのお代もまだ戴いておりませんが・・・」「当たり前じゃないか・・・ワインは飲んでいないんだよ」ボーイはちょっと考えていたが、やがて頭を掻きながらポケットから金を取り出して「お客さんの仰る通りでした。ワイン代はお返しいたしますよ」。

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  • 今日の一句
    (2010 02/09 07:56)


    ☆殻剥きて無言になりし鱈場蟹

    「ひと口ジョーク」
    外はものすごい寒さだった。一人の男が飲み屋の戸を開けて入ってきて、戸を開けっ放しにしたまま腰を下ろした。中にいた先客が怒って、「おい、戸を閉めたらどうなんだ、外は寒いんだから」今入ってきた客は立ち上がって戸を閉めてくると、先客に向き直って、「さァ、これで気がすんだろう。でもな、戸なんか閉めたってやっぱり外は寒いんだぞ」。

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